ロシアW杯グループD展望 - 3バックには夢がある【サッカー戦術分析ブログ】

グループD展望
注目選手
順位予想

グループD展望

アルゼンチン

f:id:cityzens:20180430104014j:image

優勝候補の一角であるアルゼンチンは、グループリーグ突破は堅いだろう。メッシを筆頭にイグアイン、ディバラ、アグエロ、イカルディなどの優秀な攻撃的選手が豊富で有名、守備的選手はタレント不足のイメージが強いアルゼンチン。しかし、それとは裏腹に南米予選では得点不足に悩み、危うくW杯出場を逃すところだった。昨年5月に就任した戦術家サンパオリ監督は、メッシを中心とした前線の豪華タレントをどう生かすか注目だ。30歳を迎えるメッシは代表で輝くことができるだろうか。

アイスランド

f:id:cityzens:20180430131438j:image

EURO2016でベスト8に進出するなど、W杯初出場となる新興勢力。人口33万人のアイスランドはW杯出場国の中で最小である。チームの中心はキャプテンのグンナルソンとエバートンで活躍するシグルズソンで、彼ら2人を軸にして組織的に戦うサッカーは注目してほしい。強敵ばかりのグループになってしまったが、大舞台でも実力を発揮できればグループステージ突破も不可能ではないだろう。

クロアチア

f:id:cityzens:20180430135244j:image

アルゼンチンを脅かす存在であるクロアチア。最大の武器は、ラキティッチやモドリッチといった中盤の優秀なタレントである。1998年代で3位に輝いた黄金世代の再来との呼び声高いモドリッチ世代。クロアチアは欧州予選でも同組だったアイスランドに負けたことで、プレーオフに回ることになった因縁の相手なので2チームの対戦は注目だ。

ナイジェリア

f:id:cityzens:20180506175217j:plain

グループの中で他の3チームよりも劣っている感のあるナイジェリア。ですが、タレントの豊富さで言えばアイスランド、クロアチアと肩を並べられるくらい侮れない国です。プレミアリーグでよく知られている選手を中心に、ベテランにはミケルやモーゼス、若手にはイウォビやイヘアナチョなどリオ五輪世代がスタメンに名を連ねておりバランスのいいメンバー構成となった。今大会のアフリカの星になれるかもしれない。