アタランタの仕込まれたカウンターの形【ミラン対アタランタ】
<両チームのフォーメーション>
<試合結果>
ミラン0ー2アタランタ
アタランタの3バック
3バックを採用している多くのチームは守備時に5バックになる。しかし、アタランタの3バックは、守備時に必ず4バックになる。ボールサイドとは逆サイドのWBが最終ラインに落ち4バックを形成する。
さらに、この試合に限ってはミランの攻撃が18番のモントリーボを経由するのでマンマークで4番のクリスタンテを付けていた。
アタランタの仕込まれたカウンターの形
アタランタがボール奪取すると、2バックの一角の10番アレハンドロ・ゴメスが必ず左サイドに開きボールを引き出す。ボールを奪取後の収めどころが確立されていてる。
ゴメスがタメを作り、チームが押し上げる。左WBの37番がゴメスの脇を駆け上がりサポート。左IHの11番がチャンネルラン、29番は中央で待ち構え、右IHの4番もチャンネルラン。
この動きが10番のゴメスにボールが渡った時のルールとして選手に浸透している。これによって、カウンター時に受けてに困ることがなくなり前線の選手が孤立してしまうことを防いでいる。
他の試合でもよく見受けられる動きであり、その中の1シーンが↓