日本代表ハリルホジッチ監督解任!後任は西野氏!

JFAの田嶋会長が9日に記者会見を行い、ハリルホジッチ監督との契約を解除したことを発表した。後任として西野朗技術委員長が代表チームの指揮を執ることも合わせて発表された。

田嶋会長の会見から大きな監督解任の理由をまとめると、、、選手との信頼関係、コミュニケーションに問題があったこと。その問題というのを、選手が訴えていた現状もあったそうです。(個人名は挙げず)

 

 トルシエ監督の時も選手との軋轢があったが、選手内で解決してまとまっていた。また、ブラジルW杯でハリルホジッチが指揮したアルジェリア代表でもマフレズなどの選手を中心に選手内で決めていたルールや決め事が試合で強みになっていた。

同じように、今回の問題も長谷部キャプテンを中心に選手内で解決し、日本代表の汚点となるようなことは、回避して欲しかったなと。

 

 

 

 ハリルホジッチ監督を評価すべき一番の試合は、W杯予選のオーストラリア戦。ベルギー遠征などの練習試合は散々な内容と結果だったが、ハリルホジッチにとってテスト。そこを注視されるのは流石に監督がかわいそう。というのも、ブラジルW杯で日本を指揮したザッケローニ監督は練習試合で結果を残していたが、手の内を見せすぎたことで本番で完全に対策されてしまった事実もあったのに。

 

ハリルホジッチがW杯のための情報戦で手の内を隠していたとすれば、そのことをJFAや選手に伝え納得させることができなかったのかと思うと、違和感しかない。そこはハリルホジッチの力不足かなと考えるのが無難。

 

 

 

W杯に向けて西野監督は「日本らしいサッカー」をしてくれると田嶋会長が発言していました。その「日本らしいサッカー」というのがどういうサッカーなのかは、蓋を開けてみないとわかりませんが、今までの代表を見ていればなんとなく想像はつくと思います。

統計的にW杯まで半年以内に監督を交代した12チーム中グループステージを勝ち抜けたのはわずか1チームであり、32チーム制となった1998年のフランス大会以降は、0チームで厳しいことがわかります。

個人的にハリルホジッチはやってくれると期待していただけに、結果がわからなくなって残念。日本代表がグループステージを突破し結果を残すことを願いたいがそうなってしまうと今後の日本代表にとってはどうなのかと考えると、、、

 

結果がどうであれ多くのサッカーファンのW杯での楽しみを奪ったJFAの罪は大きい

 

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